毛の生えかわりと、永久脱毛の仕組み

毛の生えかわりと、永久脱毛の仕組み

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最近の主流である医療レーザーによる永久脱毛が誕生したのが1996年です。誕生から20年程度経過した今、永久脱毛はだいぶ世間に広まりつつありますが、本当に永久に生えてこないのか疑問を持つ人も少なくないでしょう。興味を持ったらもまずその仕組みを理解しておくことが必要です。

毛の生えかわりの仕組みについて

毛には成長サイクル(毛周期)というものがあり、「成長期」「退行期」「休止期」という決まった3つの生え変わりのサイクルを繰り返しています。成長期は、毛母細胞が活発に分裂して毛が成長し、皮膚表面に出て伸びている期間です。退行期は、毛母細胞の活動が止まることで栄養を受け取れなくなり、細胞分裂が停止し、毛球部分と毛穴との結びつきが徐々になくなっていきます。休止期は、毛が抜け落ちて次に成長を始めるまで皮膚の中で活動を停止している期間で、数か月続きます。毛周期は生えている場所によって異なり、睫毛や眉毛といった3ヶ月程度と比較的短いものもあれば、女性の髪のように5年前後と長いものまで様々です。また、この毛周期によって、伸びる長さや速度が決まっています。毛周期は、永久脱毛の仕組みに大きく関わっています。

永久脱毛の仕組みと方法について

永久脱毛は、毛が再生する仕組み自体を破壊する脱毛方法です。毛の発育に関わっている毛母や毛乳頭、立毛筋などの組織をレーザー等により破壊し、以後永久的に毛が生えてこないようにします。その方法は、光の熱を利用する「レーザー脱毛」、「光脱毛」と、電気や高周波の熱を利用する「電気(絶縁)針脱毛」の2つがあります。レーザー脱毛は、レーザーを照射することで毛包に熱を与えて、毛を生えなくします。痛みが少なく広範囲の脱毛が出来ます。両脇なら5~10分程度で終了します。電気絶縁針脱毛は、絶縁針を毛1本1本の毛穴に差し込むように入れ、毛根や毛乳頭に高周波や弱い電気を流して破壊します。毛穴1本1本に対して行うため、非常に時間がかかりますが、確実に脱毛することができます。

永久脱毛の処置回数と期間について

永久脱毛は、毛周期のなかの、「成長期」に行なわれなければ効果が出ず、「成長期」の毛穴にのみ処置が行われます。また、人間の毛の内、皮膚の外に出ているものは全体の3割程度しかなく、皮膚の下にある毛に対しては処置が出来ません。ですので、永久脱毛は一定の期間と施術回数が必要です。なお、部位や個人間でも毛周期には差があるため、部位や患者毎に処置期間や回数が異なることが普通です。このため、処置を受ける際には、処置前に毛を抜くなど成長期の毛を減らさない、ということが大切です。成長期の毛を抜いてしまうと、1回に処置出来る本数が減ってしまい、必要以上に期間や施術回数を浪費してしまうことになります。

まとめ

以上のような方法で永久脱毛は、成長期の毛穴に対して行われれば永久に脱毛することが可能なのです。また永久脱毛することで、自己処理による肌荒れを防ぐことができます。むしろ、脱毛と同時に肌ケアを行ってくれるサロンもあります。興味があれば、体験から始めてみるのがよいでしょう。

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